ブログ 2008/12/7

第6回講座「現代の公害」

投稿日時:2008/12/07(日) 09:10

 第6回の講座は、「廃棄物処分場問題全国ネットワーク」「ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワーク」の吉川三津子先生をお迎えしました。ガス化溶融炉、RDF、フェロシルトなどの問題で、三重県、四日市市とも関わりが深いというお話しから始まりました。
 「次世代にいい環境を残していきたい」、という思いで幅広く活躍されている先生の人柄と熱い語りで、多くのことを学ぶことができました。特に、石原産業のフェロシルト問題の他にも鉄鋼スラグ問題や偽堆肥問題のように、廃棄物をリサイクルと銘打ち、不法投棄するという実態が増えていることに驚かされました。
 住民運動にもふれられ、「住民運動は、自分の五感を大切にし、いやのものはいやというところから始まる」「地元の問題は、地元の人間がやらなければ解決の道筋は見えてこない」など、これまでの活動の経験から、住民運動がなかなか盛り上がらない四日市市民へのエールを送っていただきました。